メッキ処理に使用する金属の種類
2024/08/05
多くの製品で用いられているメッキ処理ですが、さまざまな金属を使用しています。
なかには、メッキ処理にどのような金属が使われているのか、知りたい方も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、メッキ処理に使用する金属の種類について解説します。
メッキ処理に使用する金属の種類
ニッケル
ニッケルはメッキ液の配合を変更することで、性質が変わる金属です。
耐熱性や耐食性に優れており、表面の光沢が出せることも特徴に挙げられます。
クロム
クロムは硬度が高いため、製品を傷から守る性質を持ちます。
耐摩耗性が求められる、電化製品・自動車の部品・水道管などに使用されるケースが多いです。
銅
熱伝導に優れた銅は、電気機器の基盤や配線部分に使われています。
主に下地として使用されるケースが多く、他の加工との組み合わせで相乗効果を生み出します。
金
金は特に熱伝導に優れている金属で、電子機器の部品に使われています。
また、腐食しにくい性質を持つため、アクセサリーや貴金属などにも活用されるケースが多いです。
銀
美しい輝きを持つ銀は、アクセサリーのメッキ処理に用いられています。
また被膜に柔らかさがあるため、複雑な形状でも加工しやすく、ネジや楽器の装飾にも使われます。
まとめ
メッキ処理に使用する金属の種類は、ニッケル・クロム・銅・金・銀があります。
同じ金属でも、種類によって特徴や性質が異なるため、製品によって使い分けることが大切です。
『株式会社フィスター』では、メッキ処理を始めとし、金属加工や製造に関するお客様のニーズにお応えしています。
質の高い仕上がりを常に目指しておりますので、京都府で金属加工をご用命の際は当社までご相談ください。