切断加工の種類は?
2025/01/01
材料をさまざまな方法によって切り分けるのが、切断加工です。
効率的かつ高精度で素材を加工するためには、最適な方法で加工する必要があります。
しかし、切断加工にもいくつか種類があるので、どの方法で加工すればよいか分からないという方もいるでしょう。
そこで今回は、切断加工の種類について詳しく説明します。
切断加工の種類
ウォータージェット
超高圧の水を噴射し、素材を切断するのがウォータージェットです。
水の力で切り分けるため、工具が素材に接触することはありません。
工具で直接切断する加工方法とは違い、素材が変色したり変形したりするリスクが少なくなります。
ただし、切断面にテーバーと言われる角度がつきやすいので、目的に応じて使い分けましょう。
旋盤加工
旋盤加工は、刃物によって素材を切断する加工方法です。
人間ではなく機械が加工するため、高い精度で切断できます。
また、鉄・ステンレス・アルミなど幅広い素材の加工が可能です。
マシニングセンター
マシニングセンターとは、MCとも呼ばれる加工方法です。
プログラミングされた機械によって、素材をさまざまな形状に加工します。
人間では不可能な、細かく複雑な加工も可能です。
レーザー加工
光のエネルギーを素材に照射し、溶かしながら切断するのがレーザー加工です。
工具が接触しないため、素材を消耗せずに切断できます。
しかし、厚い素材や光を反射しやすい素材の加工には向いていません。
まとめ
切断加工の種類としては、ウォータージェット・旋盤加工・マシニングセンター・レーザー加工などがあります。
幅広い素材の加工が可能なもの、素材の消耗が少ないものなど、種類によって特徴が変わるので目的に合わせて使い分けることが大切です。
最適な切断加工を選べば、効率的かつ高い精度でさまざまな素材を加工できます。
京都府にある『株式会社フィスター』では、高い加工技術を活かして精度の高い製造を実現しております。
金属加工はもちろん、板金・塗装・表面処理などさまざまな施工に対応いたしますので、お気軽にご相談ください。