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鉄の主な種類と特徴

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鉄の主な種類と特徴

鉄の主な種類と特徴

2025/01/15

鉄は炭素の量によって、呼び方と特徴が異なることをご存知でしょうか。
炭素が多く含まれるほど強度が高く、少ないほど靭性が増すため、目的に合わせて適切な種類を選ぶことが大切です。
今回は、鉄の主な種類とそれぞれの特徴を解説します。

鉄の主な種類と特徴

鋼鉄

炭素量が、0.02~2.14%のものが鋼鉄です。
鋼鉄は強度が高い種類ではありませんが、しなやかさによりさまざまな形状への加工がしやすく、外からの圧力に強いことも特徴です。
鋼鉄は大きく分けて2種類あり、鉄と炭素の合金である「炭素鋼」と他の合金元素を添加している「合金鋼」に分けられます。

鋳鉄

炭素量が、2.1%~6.67%のものが鋳鉄と呼ばれます。
鉄の中では炭素の含有量が多めで、強度が高いことが大きな特徴です。
その分しなやかさが少ないため、外部から力が加わると割れる可能性もあります。
比較的靭性が高い「球状黒鉛鋳鉄」やねずみ色が特徴的な「ねずみ鋳鉄」など、さまざまな種類があるのも特徴です。

純鉄

炭素量0.02%未満のものは、純鉄と呼ばれます。
炭素が極端に少なく強度が低いため、工業用として使用されることはほとんどありません。

まとめ

鉄には、鋼鉄・鋳鉄・純鉄などさまざまな種類があり、特性も多様です。
どのような製品に鉄を使うかイメージすれば、適した種類が明確になるでしょう。
『株式会社フィスター』は、京都府で金属製品の加工・製造を行っており、幅広い作業に対応しています。
ご要望に真摯に応え、丁寧かつ迅速な施工でお客様をサポートいたしますので、ぜひお問い合わせください。

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