金属をプレス加工する際の種類
2024/07/25
金属の加工には、プレス加工という技術が使われているのをご存じでしょうか。
さまざまな形に金属を変形できる方法ですが、プレス加工には種類があります。
そこで今回の記事では、金属をプレス加工する際の種類について詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。
金属をプレス加工する際の種類
せん断加工
対になった金型を利用し、金属を切断する方法を「せん断加工」といいます。
金属の切断だけではなく、金属の穴あけもせん断加工の一種です。
曲げ加工
金属を希望の形に曲げる・丸めることを「曲げ加工」といいます。
製品の形に応じて、V字や矯正曲げなどさまざまな形に加工していく方法です。
絞り加工
金属同士に圧力をかけて、つなぎ目を無くすための加工を「絞り加工」といいます。
アルミ製の缶や台所のシンクなどを作る際に、用いられる方法です。
成形加工
金属の加工に加え、製品の強度向上や組み立てやすさを目的とする加工を「成形加工」といいます。
金属部分に穴あけやエンボス加工など、表面上には出てこない部分の加工を行う方法です。
圧縮加工
金属に熱を加えながら、圧力をかけて加工することを「圧縮加工」といいます。
叩きながら金属を延ばしていくスウェージングや、刻印加工が圧縮加工に分類されるでしょう。
まとめ
金属をプレス加工する際の種類は、以下の通りです。
・せん断加工
・曲げ加工
・絞り加工
・成形加工
・圧縮加工
加工の目的や金属の種類によって、プレス加工の種類は異なります。
『株式会社フィスター』では京都府を中心に、プレス加工を始めとする金属加工を行っております。
高品質な金属加工や製造に関するご用命については、当社までご連絡ください。