図面の種類について
2024/10/22
何かを加工したり製造したりする時には、図面が用いられます。
図面がなければ、何をどのように作ればよいのか把握できません。
製品を作るうえで欠かせない図面ですが、いくつか種類があるのをご存じでしょうか。
今回は図面の種類について、詳しく解説します。
図面の種類
製作図
製作図は、製品を製造するために必要な情報が記載された図面です。
製作図を見れば、製作手順や必要になる材料などさまざまな情報を知ることができます。
記載される情報は多岐にわたるため、書ききれないものに関しては別途仕様書を作成することが多いです。
計画図
計画図は、設計工程の初期段階で使われる図面です。
設計者の意図を伝えるための図面で、全体のおおまかな概要や方向性などが書かれています。
試作図
試作品を作るために用いられるのが試作図です。
製作図と同じように、製作に必要な細かな情報まで記載されていますが、何を記載するかは目的によって変わります。
見積図
見積図も図面の種類の1つです。
顧客や外注先などへ見積りを出す時に作成されます。
設計が変われば見積りも変わるので、製造工程において見積図が変更されるケースも珍しくありません。
まとめ
製作図・計画図・試作図・見積図など図面の種類は数多くあります。
それぞれ記載されている内容や作られる目的が変わるので、違いを理解しておくことが大切です。
目的や状況に合わせてしっかりと図面を作成しておけば、トラブルなくスムーズに作業が進みます。
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