図面の役割とは?
2024/11/01
製造業において、図面は欠かせないものです。
図面がなければ、質の高い製品を作り上げることはできません。
しかし、具体的にどのような役割があるのか分からないという方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、図面の役割について詳しく解説します。
図面の役割
部品形状の表現
第三者が、部品の形状を細かく把握するために必要になるのが図面です。
図面には、部品の正面・平面・側面さまざまな方向からの視点で部品の形状が書かれています。
これによって実物を見なくても、どのような部品を作成するのか具体的に伝えることができます。
より細かな形状を表現するために、断面図や等角投影図などを記載することもあります。
部品の手配
図面には、部品を手配するためにも使われます。
どのような部品を製作するのか、詳細な情報を図面で伝えることで、正確な見積もりを出すことができます。
契約書
図面は、契約書としての役割もあります。
そのため、万が一部品の形状や寸法が図面通りになっていなかった場合は、契約違反として納品を拒否することも可能です。
測定指示書
寸法公差や幾何公差などを指示する場合にも、図面が用いられます。
測定を行う人は、図面で指示された通りに作業を進めていきます。
まとめ
部品形状の表現・部品の手配・契約書・測定指示書の4つが、図面の主な役割です。
図面というと、部品の作り方が書かれたものというイメージが強いですが、他にも役割があります。
どのような役割があるのかを理解したうえで、図面を作成するようにしましょう。
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