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切削加工ができない形状は?

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切削加工ができない形状は?

切削加工ができない形状は?

2024/11/22

複雑な形状でも加工ができるということで、さまざまな製品を作る時に用いられているのが切削加工です。
しかし、どのような形状でも対応できるわけではありません。
中には苦手とするものや、実現不可能なものもあります。
今回は、切削加工ができない形状を解説します。

切削加工ができない形状

ピン角

ピン角というのは、先が尖っている角張った形状のことです。
切削加工においてはフライス加工がよく用いられますが、刃を回転させて切削するためピン角を加工すると丸みをおびてしまいます。

細長く溝が深い

細長く溝が深い形状も、切削加工するのが難しいです。
切削加工を行う工具はある程度の大きさがあるため、溝の深くまで入らないことがあります。
もし工具が入ったとしても、切削した後に出る切粉の排出ができないことが多いです。
また、加工面の精度が落ちるといったリスクがあるので、無理に切削加工で対応するのはやめたほうがよいでしょう。

アンダーカット

プレス加工を行った後にできる、窪んだ場所をアンダーカット形状と呼びます。
こういった形状は、工具のエンドミルが届かないケースが多いため、加工が困難です。
切削加工での実現が難しい場合は、他の加工工程と組み合わせる必要が出てきます。

まとめ

ピン角・細長く溝が深い・アンダーカットなど、切削加工が不得意とする形状はいくつかあります。
切削加工ができない場合は、他の加工方法も検討してみる必要があるでしょう。
金属加工のことでお悩みがあれば、京都にある『株式会社フィスター』にご相談ください。
京都府で金属加工をメインに、塗装・表面処理・電気機械の製造など幅広い施工に対応いたします。

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