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切削加工できない材質は?

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切削加工できない材質は?

切削加工できない材質は?

2024/12/01

ものづくりにおいて欠かせない技術と言われているのが、切削加工です。
さまざまな素材を必要な形状に削り出すことができる加工方法ですが、中には取り扱うのが難しい材質もあります。
そこで今回は、切削加工ができない材質について詳しく解説していきます。

切削加工できない材質

硬度が高い素材

硬度が高い素材は、切削加工できないケースが多いです。
一般的に切削加工で使われる工具は、超硬合金で作られています。
そのため、超硬合金よりも硬度が高い素材を削ると、刃が負けて刃こぼれをおこします。
ダイヤモンドやセラミックスなど、高硬度な素材を扱うのは避けたほうがよいでしょう。

靭性が高い素材

靭性が高い素材も、切削加工が苦手とするものです。
靭性というのは、固体が持つ性質の一つで粘り強さのことを指します。
スチールやニッケル合金、アルミニウム合金など靭性が高い素材は数多くあります。
こういった素材は削った時に刃物に付着しやすく、切れ味を落としてしまいます。
切削できたとしても工具の寿命が縮まってしまうので、靭性が高い素材をメインに扱うのは非現実的です。

カーボン

カーボンは、自動車や航空機などさまざまなものに用いられる素材です。
工具の摩耗が激しく、剥離やバリを起こしやすくなるので、切削加工には向いていません。

まとめ

切削加工ができない素材としては、硬度が高い素材・靭性が高い素材・カーボンなどがあります。
こういった素材を無理に切削加工すると、工具の寿命を縮める原因にもなります。
無理に切削加工に頼らず、他の加工方法も検討してみてください。
金属加工のことでお悩みがあれば、京都府にある『株式会社フィスター』にご相談ください。
常に品質を追求した精度の高い製造で、お客様のビジネスをサポートいたします。

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